コンパクトなボディに3列シートも備え使い勝手バツグン、それでいて低価格と登場から好調なセールスを記録しているトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」。ここではシエンタを支持する声や次期型に関する声など、SNSで挙げられているみんなの声を探ってみた。
現行型登場から6年経過も堅調な売れ行きのシエンタ
2003年9月に初代モデルがデビューしたトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」。現行型は2015年に登場した2代目で、初代アクアなどのコンパクトカープラットフォームをベースに誕生した。
全長4.3メートル弱というコンパクトなサイズの中に3列シートレイアウトを巧みに配置。使い勝手が良い後席左右のスライドドアも備えている。
ガソリンモデルで180万円台から、ハイブリッドモデルで220万円台からという低価格と相まって、若いファミリー層を中心に根強い支持を集める。
現行型登場から6年が経過した2021年でも、販売台数は月平均5000台以上を記録するなど堅調な売れ行きを維持している。
3列シートの格納方法を絶賛する声
そんなシエンタについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
「超合理的で、比較的安価。ファミリーカーに最適」
「内装が機能的」
「シートアレンジやドライブトレインに工夫があり驚いた。これは売れる」
「3列目のシートが2列目シートの下に格納できるのはいい」
「ライバルを相当研究している。3列シートの格納アイディアはグッド」
「3列シート車のシート収納の工夫が凄い」
「2列シート車は更なる奥行きとフルフラットを両立していて凄い」
「外装デザインは個人的に苦手だが、内装やパッケージングが素晴らしい」
「独特なデザイン、意外と受け入れられていて街中でよく見かける」
コンパクトなボディに3列シートを備えるシエンタの、特にその3列目の格納方法の秀逸さ、それに付随して効率的な空間の活用方法などを褒める声が多く挙がっている。
そのほかでは、機能面以外にも、
「乗り心地とハンドリングの良さに驚いた」
「ファミリーカーと侮っていたが、ハンドリングが良い」
「ハイブリッドはAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントがオプションで選択出来て、車中泊にピッタリ」
といった声も見受けられた。
外装デザインは好みがはっきり分かれる模様。新型ではこの辺りの改善要望も
そんな機能的で使い勝手の高いシエンタだが、やはり
「外観が奇抜すぎてなんとも受け入れがたい」
「内装・使い勝手は最高。ただこのフロントフェイスだけが未だ慣れない」
「このデザインが無理でフリードのチョイス」
など、その特徴的な外観デザインが受け入れられないといった声も少なくない数で見受けられた。
現行型登場から6年、そろそろフルモデルチェンジの噂も聞こえてくるが、
「この丸みある外観が好きになれない。RAV4みたくもう少し角ばったデザインにすればもっと売れそう」
「先代のかわいらしい印象からカッコいい系のデザインになった現行モデル。次期型はもう少しマイルドになることに期待」
「フルモデルチェンジではデザインの修正を希望。とはいえトヨタ得意のオラオラ顔にするのは絶対にダメ!」
など、次期型にはデザインの改修を望む声が寄せられている。
気になる新型シエンタのこれからの展開。今後も最新情報が入り次第お届けしていく。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]