今年7月に81歳の誕生日を迎えたリンゴ・スター、新EPを9月に発売

今年7月に81歳の誕生日を迎えたリンゴ・スター(Ringo Starr)が4曲入りの新EP『Change The World』を2021年9月24日に発売することを発表した。今年3月に発売したEP『Zoom In』に続く新作となり、11月19日には10インチレコードが発売される予定となっている。

EPの発表とあわせて先行曲「Let’s Change The World」が公開となった。この曲はジョセフ・ウィリアムズとスティーブ・ルカサーが作曲し、エイミー・キーズ、ゼルマ・デイヴィス、ビリー・バレンタイン、ダリル・フィネシーがバッキング・ボーカルを担当している。

<新曲動画:Ringo Starr - Let’s Change The World>

EPの2曲目「Just That Way」は、リンゴが長年のエンジニアであるブルース・シュガーと一緒に作詞・作曲したもので、前作EP『Zoom In』に収録されている「Waiting for the Tides to Turn」のレゲエ・ヴァイブを再現。トニー・チェンが再びギターを弾き、ベースにはフリー・フルウッド、ハモンドB3にはエド・ロス、バッキング・ボーカルにはゼルマとゾー・デイヴィスが参加している。

3曲目の「Coming Undone」は、リンゴが尊敬するソングライター、リンダ・ペリーとの初のコラボレーション。カントリー調のこの曲は、リンダ・ペリーが作曲し、トロンボーン・ショーティとともに演奏している。

EPの最後には、ビル・ヘイリー&コメッツのロックンロールの名曲「Rock Around The Clock」が収録。親友のジョー・ウォルシュがギターで参加し、ネイサン・イーストがアップライト・ベース、ブルース・シュガーがピアノ、バック・ボーカルはエイミー・キーズとウィンディ・ワグナーが担当している。

リンゴはこの新EPについてこう語っている。

「今のところEPしか出したくないと言ってきたけど、これはその次の作品です。この1年間、自宅のスタジオを持ち、前から一緒に仕事をしている人や新しい友人など、多くの素晴らしいミュージシャンとコラボレーションできたことは、とても幸せなことでした」

Written By Paul Sexton

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