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国内5動物園のカピバラがスイカの早食いを競う「カピリンピック」が5日あり、西海市西彼町の長崎バイオパーク代表コナ(雄、7歳)は3分35秒で3位だった。
昨年は新型コロナの影響で取りやめ、開催は2年ぶり6回目。静岡、埼玉、栃木、石川とバイオパークの5園のカピバラが皮付きの500グラムのスイカを完食する時間を競った。
コナは前回、同じエリアで飼育されていたアヒルにスイカを食べられ、タイムは2位だったものの失格した。今回は同居する鳥がスイカに興味を示さぬよう飼育員が鳥用の餌でひきつけて「乱入」を防いだが、暑さのせいかコナは後ろ足を池にひたしたまま、のっそりと食べ始めた。ペースは上がらず、1位の埼玉県こども動物自然公園の心音(雌、5歳)に1分差をつけられた。
伊藤雅男園長は、優勝した園が競技時間を午前中に設定していたことに着目。「スイカの早食いにも暑さ対策が必要だった」と分析し雪辱を誓っていた。