新型フェアレディZ(7代目)がいよいよ8月17日に世界初公開! 市販モデル発表前にプロトタイプをおさらい

日産北米法人は2021年8月17日(火)に市販版の新型フェアレディZを世界初公開する。それにに先立って、新たなティザー画像を公開した。日本で7代目となるフェアレディZのプロトタイプモデルが発表されたのが2020年9月16日(水)。おおよそ1年の時を経て誕生する新生フェアレディZへの期待値は高い。改めて2020年9月に発表されたフェアレディZのプロトタイプについて整理しよう。

日産 新型フェアレディZ(Z35型)プロトタイプ[2020年9月16日世界初公開]

歴代モデルを想起させる外観デザインが特徴的!

日本で発表されたフェアレディZ プロトタイプはV6ツインターボとマニュアルトランスミッションを搭載した2シーターのスポーツカーだ。

サイズは先代モデルよりも少し拡大した

ボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。外観デザインは6代続くフェアレディZの歴代モデルを想起させるデザインに仕上がっている。

フードのバルジ形状やLEDヘッドライトのティアドロップ形状は初代のS30Zを彷彿とさせ、ヘッドライトにあるふたつの半円のデザインは240ZGのドーム型レンズによる円状のリフレクションを作り出すデザインを反映させている。

ほかにもサイドシルエットはS30の特徴を再現し、リヤデザインもS30やZ32などの歴代モデルのテールランプからインスピレーションを受け、現代風にアレンジされている。また、Z32に用いられたモダンイエローのボディカラーも印象的だ。

インテリアはスポーツドライビングに適したデザインに

インテリアはスポーツカーとしての本格的な装備と最新技術を融合したデザインに仕立てられている。12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイや新たにデザインしたZ専用のステアリングなどはスポーツドライビングをサポートし、ドライバーに快適な運転を提供する。

また、ボディカラーに合わせた黄色いステッチをインストルメントパネルの各所に施している。

ルーフからリヤエンドにかけたシルエットやLEDヘッドライトを映した新たなティザー映像も公開された。フェアレディZがどのような形で発表されるのか、注目したい。

【筆者:MOTA編集部】

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