カンヌW受賞の巨匠グスマン監督自らナレーター、『夢のアンデス』予告解禁!

パトリシオ・グスマン監督最新作『夢のアンデス』(10/9公開)の予告編が完成。 グスマン監督の幼少時の記憶に残るマッチ箱に描かれたアンデス山脈から始まり、「山々は歴史の目撃者だ」と語るグスマン監督自身のナレーションが見るものに静かに問いかけている。1973年9月11日、チリ、軍事クーデターから独裁政権への移行、ピノチェトが主導する独裁に反対する人々の反抗、その後、新自由主義の実験場となってしまったチリの悲劇を予告編は映し出す。「私たちの人生を永遠に変えた」とグスマン監督が語る、チリの光と影の記録と記憶。そしてただ静かにそこにあったアンデス山脈の存在。 「この詩的なドキュメンタリーは、世界から隔絶された山々を介して、チリの過去と未来を表現している」というsight&sound誌の批評で締める本作の予告編をぜひチェック。

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