13日の女子プロレス「スターダム」後楽園ホール大会で、初参戦を果たした元アクトレスガールズの桜井まいが手応えを見いだした。
7月にアクトレスガールズを退団した桜井は、同月にスターダム後楽園ホール大会に来場。その際、フューチャー・オブ・スターダム王者のウナギ・サヤカから王座戦を持ちかけられ、参戦一発目でいきなりタイトルマッチに臨むことになった。
開始から一気呵成にエルボー、フロイントハイキックで攻めるなど気合を見せた。だが相手にいなされると左脚を決められ、エルボー合戦であっけなくダウンするなどペースダウン。その後もエルボーで吹っ飛ばされたり力の差を見せつけられた。それでも初参戦で爪痕を残そうと再びのフロントハイキック、ヘッドロックを繰り出すが、最後は王者の大ふへん固め(変型ゴリースペシャル)であえなくギブアップとなった。
試合後は「思った以上にやられた。まだまだ自分の未熟さに気づいた」と悔しさを見せるも「スターダムで戦っていきたいとより一層強い気持ちになった。いきなりのタイトルマッチで参戦させていただいて多くの方に注目してもらった。期待を裏切らないようもっと強くなって恩返ししたい」と敗戦の中でも今後の意気込みや収穫などを語った。
さらに突如、ウナギに「私をコズミック・エンジェルスに入れてください。その華やかな仲間に入れてください」と直訴。ウナギには拒否されたがチームリーダーの中野たむには快諾を受け、正式に加入。スターダムデビューで早速居場所をつくる形となった。