広島県の大雨特別警報は大雨警報に切り替えられたが、引き続き、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要だ。15日(日)にかけて、西日本を中心に非常に激しい雨が降り、西日本から北日本の広い範囲で大雨となる見込み。
前線が西日本から東日本に停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となっている。前線は向こう1週間程度は本州付近に停滞する見込みで、前線の活動が活発な状態が続く見込みだ。
広島県の大雨特別警報は大雨警報に切り替えられたが、引き続き土砂災害の危険度が非常に高い所や、氾濫が発生した河川がある。
西日本では、断続的に非常に激しい雨が降っており、線状降水帯による非常に激しい雨が降りやすい状態となっている。すでに記録的な大雨となっている所があり、土砂災害や浸水害の危険度が非常に高くなっている所がある。
15日(日)にかけて、西日本を中心に雷を伴って非常に激しい雨が降り、西日本から北日本の広い範囲で大雨となる見込みだ。
西日本から北日本にかけて、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要となる。九州北部では、非常に激しい雨が降り続いた場合には、大雨特別警報発表の可能性がある。
また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要だ。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
なお、向こう1週間程度、前線は本州付近に停滞するため、西日本から北日本の広い範囲で総雨量がさらに増えるおそれがある。