都民ファが“失踪”木下富美子都議のポスターはがし決行 怒りの板橋区民に直接謝罪へ

音沙汰なしの木下富美子都議

東京都議会の第2回臨時会が18日から3日間、開催される。7月の東京都議選中に無免許運転で人身事故を起こした木下富美子都議(54)は行方をくらましたままだが、かつての古巣に迷惑をかけまくっている。

木下氏は都民ファーストの会を除名となり、現在は1人会派「SDGs東京」を立ち上げた。ただ7月下旬の臨時会にも姿を見せておらず、ツイッターも非公開のまま。何をしているのかまったく分からない。

困っているのは都民ファだ。ある関係者は「彼女の選挙区である板橋区にはまだポスターが貼ってあって、それをはがすように本人や周辺の関係者に連絡しているのですがナシのつぶて。すでに除名しているとはいえ、ポスターは公認した都民ファに責任があります。なので代わりに我々が、はがしに行こうと話し合っています」と明かした。

はがしに行くのは、木下氏個人の選挙ポスターではなく確認団体のものだそうで、法律上ははがす必要はない。ただもちろん、ずっと貼りっぱなしにしておくものでもない。通常は区民へのあいさつと合わせて候補者がはがすというが、木下氏がやる気配がないので都民ファの面々が板橋区に行って代わりにやろうというわけ。だが実際のところは、〝謝罪行脚〟になりそうだ。

「木下氏本人もそうですが、都民ファとしても板橋区民のみなさんに謝罪ができていません。ポスターをはがすなかで、区民の方々にいろいろお話しする機会があるでしょう」(前出の関係者)

1日で終わる予定だが、区民の怒りによっては長引く可能性もある。有権者や古巣にも迷惑をかけ続けながら、木下氏はいつまで沈黙するつもりなのか。

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