県内神楽、連携へ協議会 ユネスコ登録見据え

 本県を代表する民俗芸能である神楽の振興と継承を図ろうと、県内の神楽保存団体でつくる協議会が、来年度にも発足する。県文化財課が主導し、約200ある保存団体に参加を呼び掛ける。神楽の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を目指す全国的な組織はすでにあるが、参加は国指定重要無形民俗文化財に限られているため、登録を見据え全県で連携するための基盤を整えたい考え。

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