バルセロナがPSG入りメッシに67億円超の借金判明 スペイン報道

メッシ移籍の原因はこれか(ロイター)

スペイン1部バルセロナがフランス1部パリ・サンジェルマンに加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)に5200万ユーロ(約67億6000万円)の借金があると、スペイン紙「スポルト」が報じている。

同メディアによると、クラブは昨シーズンに新型コロナウイルスの影響などにより深刻な財政難に陥り、選手サイドとサラリーの支給を遅らせることで合意しているが、メッシへの不払いが5200万ユーロもあると報道。その支払いについてメッシ側とバルセロナの弁護士と現在、交渉を行っているという。

また今回の年俸未払いにはプレミア給などのボーナス分は含まれていないと同紙は指摘。メッシへの〝借金〟はさらに大きな金額になることは間違いない。メッシだけではなく、他イレブンへの支払いを含めてバルセロナは対応を求められているという。

バルセロナは前首脳陣の乱脈経営により、借金が増大。総額1400億円超の債務があり、深刻な経営状態にある。6月に米投資銀行ゴールドマンサックスから5億2500万ユーロ(約682億5000万円)の融資を15年ローンで受けることが決まったが、2021年度決算でも126億円の損失を出しており、厳しい経営状態が続いている。

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