京都・茶わん坂で土砂崩れ 清水寺近く、ガス漏れで住民避難

土砂崩れが起きた茶わん坂(2021年8月14日午前11時53分、京都市東山区)

 14日朝、京都市東山区清水1丁目の「茶わん坂」で土砂崩れが発生し、崩れ落ちた土砂が道路をふさいだ。

 京都府警東山署によると、14日午前10時10分頃に通報があった。住宅裏側の斜面が幅約7~8メートルにわたって崩れ、茶わん坂をふさいだ。けが人の情報は入っていないが、ガス管が破損してガス漏れが発生し、さらに土砂崩れする恐れもあったため、住民約40人が東山区役所に避難した。

 近くの70代男性は「このあたりがこんなに崩れたのは初めて」と驚いていた。

 現場は、清水寺から西へ約100メートル。京都市では午前10時までの1時間に42.5ミリの激しい雨を観測していた。

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