山田孝之の姉が警視庁による注意喚起の街頭CMで客引きを演じる

山田孝之の姉・椿かおりが警視庁のCMで客引き美女を演じた

多くの人が東京に集まるこの時期、盛り場総合対策で、警視庁による注意喚起CM「NO!客引き!ついていかない!」が街頭デジタルサイネージ(歌舞伎町、秋葉原、池袋、新橋など)や警視庁各種サイトで流れている。

繁華街で誘う客引き美女役として、エレクトロバンド「ローボーン・サウンドシステム」のボーカルで女優の椿かおりが出演し、注目を集めている。椿は俳優・山田孝之の姉だ。

演出は「バイプレイヤーズ」などを手がける松居大悟監督がテンポよくコミカルにまとめている。

椿は「15秒で全ての内容を納めなければいけないので、スピーディーに、通常のお芝居よりはしょった表現をしたので、不自然に見えないかな?と不安に感じたりしましたが、完成したものを見ると全くそんなことはなく。また一つ勉強になりました」と語る。

撮影は6月1日だった。「過去に受けた某オーディションで演じたキャラクターを松居大悟監督が覚えていて下さり、キャスティングに至ったと聞いております。役者にとってこれはとんでもなくうれしいことで、ご連絡をいただいた時は本当に少し泣きました。さまざまな国籍のキャストが集まり、アジア一の歓楽街と言われる歌舞伎町で実際に撮影を行いました」と椿。

周囲の反応も好評だという。

椿は「身近な方たちから『見たよ~!』『カタコトうける』などおおむね好評?な連絡やコメントをいただいております。今回、このような啓蒙キャンペーンが行われるほど、ぼったくり被害が多いことに驚きました。警視庁のホームページから『違法客引き等出没エリア』のマップが公表されるなどの取り組みも初めて知りました。外食や外飲みがしづらい今こそ、客引きの甘い言葉にフラフラっ…と誘惑されてしまうのかな、と感じたり。気をつけたいですね…」と話している。

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