マジョルカ・久保建英 クラブ公式インタビューで結果へのこだわりを強調

久保建英

今度こそは2部に落とさせない――。スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が、新シーズン開幕に向けて結果への強いこだわりを示した。クラブ公式ユーチューブで公開されたインタビューで語った。

保有元であるレアル・マドリードからの期限付きで2年ぶりに古巣復帰。前回在籍時の2019―20シーズンはリーグ戦35試合4得点4アシストをマークしたが、チームは2部に降格。再び1部に戻ってきたチームに再加入するとあって「昨季の試合を見た。2年前に僕がいた時とは違うってことは分かっている。今の方がかなり良い」と印象を語った。

中心選手としての自覚も十分だ。「前回2部に降格してしまったが、僕がやらなければいけないのは目標達成のために最大限チームを助けること。10年後、もっと大人になった時に唯一大事なのは結果」と強調した。その上で「今はゴールへ向けてよりハングリーになっているし、僕は多くのリズムをつかみ、90分にわたってわたって目いっぱい走ることができ、守備面でもサポートすることができる」と自信をにじませた。

再びマジョルカに戻ってきた理由については「ここで多くの人たちが僕のことを望んでくれているとすごく感じた。特にコーチ陣、監督、選手たちに感じた。何人かは僕にメッセージをくれ、僕をサポートし、信頼してくれていると感じた。彼らからのメッセージを受け取ったとき、ここに来ることを決め、このチームの一員になりたいと思った」と説明した。

マジョルカはホームで迎えるリーグ開幕戦(14日=日本時間15日)でベティスと対戦。久保は東京五輪の活動から合流したばかりだが、スタメン出場の可能性もある。

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