【WWE】中邑真輔 IC王座を奪還!

IC王座を奪還し喜びを爆発させる中邑真輔(2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【オクラホマ州タルサ13日(日本時間14日)発】WWEの〝キング〟こと中邑真輔(41)が、ついにインターコンチネンタル(IC)王座の奪還を果たした。

「別のゴールドがほしい」と王座奪取を狙う中邑は、スマックダウン大会で同王者アポロ・クルーズ(33)に挑戦。先週6日大会でのノンタイトル戦では消化不良の結末となった相手に対し、この日はライダーキックやニー・ドロップで一気に攻め込んだ。しかし負けられないクルーズもドロップキックやヘッドバットを放って反撃するなど一進一退の攻防となった。

試合途中には介入を狙うセコンドのリック・ブーグスとコマンダー・アジーズが退場処分になるなど荒れた展開となる中、がぜん勢いづくクルーズの攻撃を次々に被弾し絶体絶命のピンチに陥る。

だが、中邑は起死回生のファルコンアローでクルーズを止めると、最後は髪を振り乱しながらの渾身のキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)を叩き込みとどめを刺した。

激闘を制し20年1月以来、同王座の2度目の戴冠を果たしたキングは「俺は史上初、キングとしてIC王者になったぞ」と会場の喝采を気持ちよさそうに浴びながら喜びを爆発させた。

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