粘り切れなかった。広島・九里亜蓮投手(29)が14日の阪神戦(京セラ)に先発し、今季最短タイの4回で降板。内容は被本塁打3を含む被安打10、今季自己ワーストタイの7失点(自責5)だった。
流れは悪くなかった。初回にバッテリーを組む坂倉が先制の適時打。しかし、2回に逆転を許すと、3回にはサンズの18号ソロを被弾。4回にまたもサンズに19号3ランを浴び、直後に大山にも12号ソロを打たれ、この回で降板した。
後半戦の自身〝初戦〟で炎上した九里は「チームに迷惑をかけて本当に申し訳ない。今日の投球に関してはただただ悔しいです」と唇をかみしめた。