国際通り入り口に「コロナ検査センター」 那覇市久茂地、検査キットを販売

 7月初旬のプレオープンを経てアシスト(北谷町、奥間和隆代表)は15日、那覇市久茂地のスクランブル交差点そばにあった土産店の跡地に「新型コロナ検査センター チェック・イン・オキナワ」を開店する。奥間代表は「早くコロナを収束させて、元気な国際通りを取り戻したい」と話す。

 新型コロナの抗原検査キット(税込み3千円)と、ワクチン接種や過去に無症状で感染して、新型コロナへの免疫ができているかを調べる中和抗体検査キット(同5千円)の二つのキットを取り扱う。抗原検査キットは研究用試薬のため、治療や診断目的に使うことはできない。オープンを記念し、数量限定でそれぞれ千円引きで販売する。

 空気中の二酸化炭素濃度を調べ、換気が十分にできているかを数値で示すCO2センサーも今後販売予定。飲食店や職場などで普及させ、感染拡大防止に役立てたい考え。

 奥間代表は、北谷町宮城でお茶漬けカフェnodo(ノド)も経営している。スタッフや客が感染しないように何ができるかを考え、昨年12月からネットで検査キットを販売開始。感染対策や注意喚起を促すため、検査センターを開店した。

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