一般道5カ所が渋滞指定解除 沖縄市高原2丁目交差点など

 沖縄総合事務局は11日、県や県バス協会など関係機関で構成する沖縄地方渋滞対策推進協議会を那覇市内で開いた。主要渋滞箇所に指定されている一般道178カ所と高速道路3区間のうち、渋滞の緩和が図られたとして一般道5カ所の指定を解除した。

 主要渋滞箇所から解除したのは、(1)沖縄市高原2丁目の交差点(2)那覇市の近海郵船物流沖縄地区総代理店近くの交差点(3)読谷村楚辺入口(4)西原町幸地のオキコ近く(5)豊見城市のほっともっと豊見城中央店前の交差点―の5カ所。交差点の改良工事などにより旅行速度が向上したことや、地元市町村、管理者の意見を基に渋滞緩和が図られたと判断した。残りの一般道路173カ所と高速道路3区間についても、引き続き車線運用の切り替えや隣接する道路の整備などで渋滞緩和を目指すことを確認した。

 2012年度以降、新たな主要渋滞箇所が追加されていないため、幹線道路の開通や大型集客施設開業後の周辺信号交差点で交通の流れが変化している。渋滞が発生している箇所に加え、道路管理者・各自治体の要望箇所があれば指定を検討することを確認した。

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