栃木県内、土砂災害に警戒 河川の増水に注意 宇都宮地方気象台

 宇都宮地方気象台は15日午後0時32分、「大雨に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県内では15日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒が必要で、夕方まで河川の増水に注意を呼び掛けている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、前線が西日本から東日本に停滞していて、前線上の低気圧が東海地方にあり東に進んでいて、15日夜には関東の東に達する見込み。栃木県では、これまでに降った大雨の影響により、地盤が緩んでいるため、15日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒が必要で、15日夕方まで河川の増水に注意を呼び掛けている。

 雨の降り始めの12日午後3時から15日正午までの県内各地の降水量(アメダスによる速報値)は以下の通り。

那須烏山 221.0ミリ

宇都宮 217.5ミリ

奥日光中禅寺湖畔 206.5ミリ

高根沢 203.5ミリ

佐野市葛生 192.0ミリ

鹿沼 184.0ミリ

栃木 174.5ミリ

日光市足尾 171.0ミリ

日光市今市 167.5ミリ

真岡 166.5ミリ

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