Rソックス大勝 2年ぶり戦列復帰のセールが勝利投手に

【オリオールズ2-16レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスはトミー・ジョン手術を乗り越えたエース左腕、クリス・セールが2019年8月13日(現地時間)以来2年ぶりとなる戦列復帰。オリオールズ打線を相手に5回89球を投げてソロ本塁打2本による2点のみに抑え、復帰初戦を白星で飾った。レッドソックス打線は5回裏に一挙7点を奪うなど、5本塁打を含む17安打16得点の猛攻でセールを援護。レッドソックスの澤村拓一は6回表の1イニングを無失点に抑えた。

1回裏にラファエル・デバースの29号3ランなどでセールに4点の援護をプレゼントしたレッドソックスは、2回裏にもザンダー・ボガーツのタイムリー二塁打などで2点を追加。3回表にオースティン・ヘイズの13号ソロ、トレイ・マンシーニの20号ソロと二者連続アーチで2点を返されたが、4回裏に1点、5回裏には一挙7点を追加し、一気に試合を決めた。セールは5回89球を投げて被安打6、奪三振8、与四球0、失点2というピッチング。「素晴らしい気分だった」と自身の復帰登板を振り返った。

レッドソックスの澤村は12点リードの6回表に2番手として登板。先頭のペドロ・セベリーノに内野安打で出塁を許し、アンソニー・サンタンデールをセンターフライに打ち取ったあと、暴投と四球で一死1・2塁のピンチを招いた。しかし、マイケル・フランコを内角低めのスプリッターでサードゴロ併殺打に仕留め、ピンチを脱出。1回18球を投げて被安打1、奪三振0、与四球1という内容で2試合連続無失点に抑え、今季の防御率は2.93となった。

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