医師・おおたわ史絵氏がコロナ禍での笑いの重要性を訴える「辛い時ほど笑ったほうがいい」

おおたわ史絵氏

医師のおおたわ史絵氏が15日、ブログでコロナ禍で笑うことの大切さを訴えた。

現在、国内ではコロナ禍や大雨災害などで殺伐とした雰囲気が漂っている。

おおたわ氏は「コロナ感染症の長引く問題と 大雨の被害に 心が穏やかならぬ人が増えています。精神疾患の患者さんも不安定になりがちで 残念な事に関係箇所の患者さんの自殺も起きています」と不幸な現状をつづった。

ネット上で問題になっている誹謗中傷やバッシングについても言及し「他人を攻撃したりするのも精神的によろしくない状態の表れです。普段なら気にならないような事にやたらと噛みつきたくなるとか、理由なく乱暴になるとか」と危惧した。

その上で「こんな時だから優しさと強さを待ちたいと思う。怒っても不機嫌になっても、幸せにはならない。健康にもならない。抵抗力も上がらない」と指摘し「いつも言うように、辛い時ほど笑ったほうがいいよ。笑いの健康法、私が矯正医療現場で教えているように笑うことで痛みが和らぐ、血圧が下がる、血糖値が下がる、免疫抵抗力が上がる。皆さんも1日1度は笑ってみてほしい 面白くなくても楽しくなくても、ただ笑うだけでいい」と災禍時こそ笑いが重要だと訴えた。

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