マリナーズが逆転勝利 菊池雄星は5回途中3失点で降板

【ブルージェイズ3-9マリナーズ】@T-モバイル・パーク

マリナーズは1点ビハインドで迎えた7回裏にルイス・トレンズの13号3ランなどで4点を奪い、ブルージェイズに逆転勝利。連勝を4に伸ばし、ワイルドカード争いで4番手につけるブルージェイズまでゲーム差なしに迫った(ワイルドカード2位のレッドソックスとは4.5ゲーム差)。マリナーズの菊池雄星は4つの四球を与えるなど制球に苦しみ、5回途中97球3失点で降板。今季8勝目を挙げることはできなかった(防御率3.82)。

初回にタイ・フランスの12号2ランで先制したマリナーズだったが、菊池が3点を失ってマウンドを降り、1点のビハインド。しかし、ブルージェイズ先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)から7回裏に一死1・3塁のチャンスを作ると、2番手トレバー・リチャーズからトレンズが13号3ラン、ジャレッド・ケルニックが6号ソロを放ち、二者連続アーチで逆転に成功。8回裏には4番手ラファエル・ドリスからエイブラハム・トロとトレンズの連続タイムリーで3点を奪い、勝利を決定づけた。

菊池は初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回表にテオスカー・ヘルナンデスに19号ソロを被弾。このあと、三塁カイル・シーガーのエラーと2つの四球で一死満塁のピンチを招いたが、二者連続の見逃し三振で無失点に抑えた。3回表は一死から1・2塁のピンチを招き、ヘルナンデスのタイムリーで2対2の同点。4回表は2つの四死球でピンチを作りながらも無失点で切り抜けたが、5回表に一死2・3塁のピンチを招いたところでマウンドを降りた(残した三塁走者が内野ゴロで生還したため菊池は3失点)。

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