レクサス、新型NXの先行予約を8月19日より開始! 初のPHEV(プラグインハイブリッド)車も導入へ

レクサスは、2021年秋の発売を予定する新型SUV「NX」について、2021年8月19日(木)より先行予約を開始することを公式のティザーサイト上で明らかにした。レクサスでは新型NXについて『次世代LEXUSの幕開けを象徴する第一弾モデル』と位置付けており、力の入った正式発表となりそうだ。

レクサス 新型NX(プロトタイプ)[2021年6月12日発表]

初代NXは世界で約100万台を売り、1世代でレクサスを代表するモデルに成長

LEXUS 新型NXティザーサイト(https://lexus.jp/models/nx/teaser/)より

レクサス NXは、2014年に「RX」に続くミッドサイズのプレミアムSUVとして登場。2021年4月までに90以上の国と地域で累計約100万台を売り、わずか1世代で名実ともにレクサスを代表するモデルへと成長を遂げた。

2021年秋にフルモデルチェンジを実施する2代目のレクサス 新型NXでは、クルマの車台(プラットフォーム)やエンジン・トランスミッション・駆動系に至るまですべてを刷新。デザインも新世代へ移行した第一弾となる。

レクサス初のPHEV(プラグインハイブリッド)車をはじめ多くのパワートレインを用意

PHEV(プラグインハイブリッド)

新型NX最大の特徴は、レクサスブランド初となるPHEV(プラグインハイブリッド)車の導入だ。もともとレクサス車が得意とするHEV(ハイブリッド)車とともに、電動化モデルの更なる推進を図る。

新型PHEVは、直列4気筒 2.5リッターガソリン「A25A-FXS」エンジンとTHS(トヨタ ハイブリッドシステム)II Plug-in、さらにリヤモーターを組み合わせたAWD(四輪駆動)モデル。総電力量18.1kWhの大容量リチウムイオンバッテリーにより、クラストップのEV走行距離と十分なパワーを確保。バッテリーを床下に積むことで低重心化を図り、安定した走りも実現させた。

このほか新型NXでは、直4 2.5リッターハイブリッド、直4 2.5リッターガソリンや新開発の直4 2.4リッターガソリンターボなど、パワートレインには多くの選択肢を用意する。

大ヒット作となった初代NXのイメージを色濃く残しつつも、先進性や走りの良さを表現した新世代デザイン

外観デザインは、成功作となった初代NXのイメージを残しつつも、レクサスが考える新世代のデザイン言語を取り入れ、「プロポーションに根差した独自性の追求」と「テクノロジーに根差したシンプリシティの追求」を目指した。前者はプラットフォーム刷新による走りの良さをデザインにも与え、後者では先進性をシンプルに表現することに務めたという。

レクサス 新型NXのボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1640mm、ホイールベース2690mm。初代NXに比べ全長、全幅で+20mm、全高で+5mm、ホイールベースで+30mmがそれぞれ延伸され、後席の足元空間や頭上空間が拡大した。

インテリアデザインは、レクサスの新コックピット思想“Tazuna Concept”を初採用。直感的な操作と運転に集中できる環境を与えた。

レクサス 新型NXの国内正式発表は2021年秋の予定。レクサスでは発売に向け、徐々に新たな情報も発信していくとのこと。MOTAでも続報が入り次第紹介していく。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

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