マジョルカ・久保建英 指揮官から“王様指名”「最も快適に感じる場所でプレーしてもらう」

マジョルカに復帰した久保建英

スペイン1部マジョルカで今季初出場したMF久保建英(20)を、指揮官が早くも〝王様指名〟だ。

2季ぶりにマジョルカに復帰した久保は、14日に行われたベティスとの開幕戦で後半16分から途中出場し、得意のドリブルなどで見せ場を作った。

11日に入団が発表され、チームに合流してわずか3日とあってこの日は途中出場だったが、ルイス・ガルシア監督(48)は「タケはとても忙しいが、すでにコンディションを整えている」とコンディションに太鼓判。そのうえで「私の考えでは、彼は右サイドまたは中央でプレーするだろう。彼が最も快適に感じる場所でプレーしてもらう。チームにとって重要な存在であり、私たちに多くのものを与えてくれるだろう」と断言。久保が望むポジションで重用することを〝確約〟した。

昨季プレーしたビリャレアルやヘタフェでは出場機会をつかめず苦戦を強いられたが、やはり古巣での信頼感は絶大。クラブや指揮官との間で早くも強固な信頼関係を築いており、今季は〝久保シフト〟のもとで、思う存分活躍が期待できそうだ。

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