給与カット拒否?バルサ選手にブーイング…ピケは「誤解」と説明

リオネル・メッシが退団したバルセロナは、レアル・ソシエダとの開幕戦に4-2で勝利した。

試合前日にジェラール・ピケが減給に合意したことで、メンフィス・デパイら新戦力をリーグに登録することができた。そのピケは試合後に『Movistar』のインタビューでこう話していたそう。

ジェラール・ピケ(バルセロナDF)

「レオが体現していたものを説明する必要はない。全員が分かっている。

彼はクラブ史上、サッカー史上最も重要な選手だ。だが、全てのものには終わりがある。僕らは進み続けなけれないけない。

レオがいないということは、これまでのような才能がないということ。だが、チームは全員が団結していることを示した」

「(給与削減は)自分がしなければいけなかったことだ。

強調しておきたいのは、他のキャプテンたちとも話し合っており、彼らもすぐに同じことをするということ。それは時間の問題だ。

登録の問題があるので、自分が真っ先にやる必要があった。だが、これはファミリーだ、僕らは全員一緒だ。

キャプテンたちは最初からクラブが必要としていることに応じる意思を持っていた。それが僕らが下した決断であり、それを誇りに思う。

(給与削減に応じなかったと報じられたジョルディ・アルバへのブーイングについて)

時に誤解が生じることがある。セルジ(・ロベルト)、Busi(セルヒオ・ブスケツ)、ジョルディと連絡を取り合っていて、全員が合意に達するように努力している。

リーグ開幕まであと数時間という時に新加入選手を登録するために誰かが公式な手続きをしなければいけなかった。だが、他の選手たちもそれをすることは分かっている。

人々が受け取る情報が100パーセント正しいとは限らないし、ニュアンスが欠けていることもある。

言いたかったのは、これは僕だけのことではなく、僕ら全員のことだということ。クラブは尽力を求めており、選手たちはそれを実行するつもりだ」

時間的な制約があったので、自分が最初に給与カットしただけと説明していたようだ。

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また、「2万人だったけれど、助けてくれた。ファンの助けがあることは大事」とスタジアムに戻ってきたファンへの感謝も口にしていたとのこと。

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