DaiGoの〝脳内〟が見えた2年前のツイート ウーマン村本「ゾッとしたの覚えてる」

その思考回路はどこから来たのか…

メンタリストのDaiGoの差別発言は炎上狙いではなく、ガチだった!?

ホームレスや生活保護受給者に対する差別発言で大炎上し、その後謝罪と撤回を繰り返しながら〝迷走〟するDaiGoの約2年前のツイートが注目されている。

2019年10月、日本列島に甚大な被害をもたらせた台風19号で、避難所ではペットの受け入れを拒否されるケースがあった。これにDaiGoは同月15日のツイートで「ペットが多くの避難所で断られることが理解できない。大切な家族を見捨てて避難なんてできるわけないだろう。少なくとも赤の他人の命より、動物だとしても家族の命の方を優先するのは理解できる」とコメント。

続けて「ホームレスの受け入れ拒否が批判されるなら、ペット受け入れ拒否も批判されるべきだと思う」「何度も言うが、人間の命の方が重いなんて綺麗事だ。家族の命の重さなら、ヒトも動物も関係ない」とつづっていた。当時は賞賛する声も相次いでいたが…。

時を経て、DaiGoは今月7日、公式ユーチューブで生配信した動画の中で「生活保護の人たちを食わせる金があるんだったら猫を救って欲しい」「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言。〝優生思想〟との批判を招いた。2年前の〝脳内〟がいびつなカタチで発展したようにも感じられる。

お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔は15日、ツイッターで「メンタリストは2019年の台風19号の時、からホームレスを批判してる。あの時、ツイートをみてゾッとしたのを覚えてる。彼は今回ノリで言ったんじゃなく本気だと思う」と見解。。その上で「メンタリストが〝ホームレスがいても得がない〟と言ったけど人間は誰かを得をさせるために生きてない。自分が存在することによって、結果誰かが得をしたら、それは嬉しいね、ぐらいのもの。あの発言でホームレスが損をして、世間の怒りが彼に向かったことで、結果、名古屋市長が得をした」と、芸人ならではの視点で騒動とまとめている。

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