鈴鹿サーキット、急逝したスパ・フランコルシャンのナタリー・マイエCEOに弔意

 8月15日、スパ・フランコルシャンのナタリー・マイエCEOが急逝したことを受けて、友好協力関係にある鈴鹿サーキットは、田中薫代表取締役社長の名で訃報に対し哀悼の意を表した。

 スパ・フランコルシャンと鈴鹿サーキットは、どちらも世界に名だたるドライバーズサーキットであるとともに、F1開催、インターコンチネンタルGTチャレンジ開催など共通項も多く、モータースポーツの魅力を世界に広げるべく、相互のプロモーション協力やマーチャンダイジング展開も視野に入れ、2017年に友好協定を締結した。

 両者は人的交流をはじめ、現在もスパ・フランコルシャンの著名コーナーであるオー・ルージュには鈴鹿サーキットとコラボレーションした看板が設けられているほか、鈴鹿のS字にはスパ・フランコルシャンの看板が設けられている。

 この友好協定締結にあたり、2017年には鈴鹿も訪れていたスパ・フランコルシャンのマイエCEOだが、8月15日に急逝が伝えられ、鈴鹿サーキットは8月16日、田中社長の名で弔意を示した。田中社長のコメントは下記のとおりだ。

「この度のナタリー・マイエ氏の訃報に接し、深い悲しみを感じています。友好協定締結をはじめとして、両サーキットの人的文化的交流など、モータースポーツの魅力拡大への強いリーダーシップを発揮してくださいました。これまでの多大なる功績に感謝し、心より哀悼の意を表します」

スパ・フランコルシャンのオー・ルージュにある鈴鹿サーキットとコラボレーションした看板
スパ・フランコルシャンのオー・ルージュにある鈴鹿サーキットとコラボレーションした看板

© 株式会社三栄