【速報】沖縄尚学が阿南光に8-0で快勝、沖縄勢で春夏100勝に<夏の高校野球>

 甲子園球場で開催中の全国高校野球選手権第4日の第3試合、沖縄尚学は徳島の阿南光に8-0で快勝し、沖縄県勢として春夏通算100勝を挙げた。
【写真で振り返る阿南光戦】
【試合内容のワンプレー速報】
【甲子園ではなかった! 1963年の県勢初勝利】
 沖縄尚学は一回裏2死から3番仲宗根皐が四球で出塁、4番知念大河の左前タイムリーで一気に本塁に滑り込み、1点を先制。さらに5番長濱も左前タイムリーで続き、この回2点を挙げた。
 さらに沖縄尚学は二回裏、死球と四球、悪送球による2死一、三塁から2番下地の右前タイムリーで3点目を挙げた。六、七、八回にも着々と加点し突き放した。エース當山は、12奪三振で被安打2、打者27人で完封し、つけいる隙を与えなかった。
 沖縄勢の初勝利は復帰前の1963年夏の第45回大会、首里が日大山形戦で挙げた。
 2回戦は、大会第9日の21日、午前8時開始予定の第1試合で、このあとの第4試合の鹿島学園(茨城)|盛岡大付(岩手)の勝者と対戦する。
 
▼沖縄尚学ってどんな学校? 沖縄初の甲子園優勝
▼沖尚vs阿南光 県大会の成績、攻守の特徴は?
▼【写真特集】沖縄出身プロ野球選手、高校時代の熱闘 東浜、山川、平良、宮城…
▼沖尚のエース當山、防御率0でも「まだ課題はある」
▼沖尚の美里、初登板ノーヒットノーラン 緩急自在に凡打の山
▼東浜巨がセンバツ優勝よりも心に残る負け試合 「野球人生の原点」
▼挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介

© 株式会社琉球新報社