【横浜市長選】期日前投票36%増 前半期間「市民の関心高まっている」

 横浜市選挙管理委員会は16日、市長選(22日投開票)の前半期間の期日前投票数を発表した。告示翌日の9日から15日までの投票総数は12万6050票で、過去最多だった前回2017年の9万2354票を36.48%上回った。

 区別でみると、最も多いのは戸塚区の1万5346票で、2番目は青葉区の9127票、3番目は旭区の9063票だった。駅前に設けられた投票所の利用者が特に多いという。

 前回から投票数が最も増えたのは緑区(1.74倍)で、港北区1.73倍、神奈川区1.61倍と続いた。

 期日前投票が好調な理由について、市選管の担当者は「期日前投票が市民の間に定着したことと、8人が立候補したことで市民の選挙への関心が高まっていることが要因と考えられる」と分析。投票所は終盤に混雑する傾向があるため、「分散投票に協力してほしい」と話している。

 期日前投票は18区の延べ39カ所で実施。一部を除き投票日前日の21日まで投票できる。

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