大人気ラテンアーティストのJ.バルヴィン、5枚目のアルバムを9月10日に発売

Photo: Viviana Garcia

J.バルヴィン(J. Balvin)が、5枚目のスタジオ・アルバムで自身の本名である“ホセ”をタイトル冠した『José』を2021年9月10日にリリースすることを発表した。このアナウンスに合わせて、バルヴィンは新曲「Que Locura」をJose Sagaro / Film Headzが監督したミュージックビデオも公開した。

最近J.バルヴィンは、スクリレックスをフィーチャーしてTikTokで人気が急上昇している「In Da Ghetto」、アルゼンチン人シンガーのマリア・ベセラをフィーチャーした「Qué Más Pues?」、クリシン、トトイ・エル・フリオ、ナタン・イ・シャンダーにカロルGとニッキー・ジャムを加えた「Poblado」のリミックスという3つの曲でバイラルヒットを記録し、現代のラテン音楽市場と世界のチャートを席巻している。

今週初め、J.バルヴィンは9月23日に開催されるビルボード・ラテン・アワードにて、コンポーザー・オブ・ザ・イヤーやアーティスト・オブ・ザ・イヤーなど9つの部門でノミネートを獲得している。

また、この夏には、バルヴィンがカリードとコラボレーションした「Otra Noche Sin Ti」がビルボードのラテン・エアプレイ・チャートとラテン・リズム・チャートで1位を獲得し、彼にとって歴史的な29曲目のラテンチャート1位となり、ラテン・アーティストの中で最も多くの1位獲得数を記録した。

ニュー・アルバム『José』は、J.バルヴィンのソロ活動としては、2020年に発表し、全米ビルボード200チャートで15位、全米トップ・ラテン・アルバム・チャートで2位を記録した『Colores』に続く作品だ。この前作についてローリング・ストーン誌は、「”Colores”はバルヴィンの音のパレットを洗練された形で見せている」と評し、ニューヨーク・タイムズ紙は、「”Colores”は、レゲトン・リバイバルをより広範なグローバル・ポップの会話の一部にしてきたステップの、輝くような再確認である」と絶賛している。

Written By Will Schube

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