SNS・雑誌でトップクラスの評価「MEN-EIJI」ラーメン界の革命児の挑戦“家系”

今までにない新しいラーメンを打ち出し、数々のSNSや雑誌などのラーメンランキングでトップを取り、__ミシュランガイド北海道2017特別版では、ビブグルマンにも輝いた「MEN\-EIJI」。

札幌の”超”人気ラーメン店の古川淳代表の”奇跡の物語”と”新たな挑戦”に迫りました。__

「矢沢永吉を超える」1日で10万人以上を幸せに

「僕はずっと矢沢永吉が大好きで、彼は一晩で8~10万人を幸せにするんです。だから僕が1日で10万人以上を幸せな気持ちにすることができたら、僕は矢沢永吉の上に行けることができる」と熱い思いを語る古川淳代表。

札幌や東京の有名店で8年修行した後、2006年札幌市豊平区に1号店「MEN-EIJI」をオープン。

全国の店主と知り合う中で「札幌のラーメンってレベル低いよね」と言われたのをきっかけに、札幌のラーメンのレベルを上げて”全国どこに持って行っても遜色ない”ラーメンを作ろうと心に決めたたのだそう。

EIJIスタイルの真骨頂「魚介豚骨醤油」

札幌市民の好みに合わせ豚骨と魚の干物でうまみとコクを追及した「魚介豚骨醤油」。

濃厚なとんこつのコクに負けない魚介のうまみを意識したこだわりのスープ。

そして麺にもこだわりが…

麺は北海道産小麦を使用。特注の製法を用いています。

「圧をゆっくりとかけることで粉全体に水が行き渡り、強いコシとなめらかさを兼ね備えた唯一無二の麺が出来上がります」

創業以来、札幌でいち早く自家製麺に取り組んできたといいます。

道産食材への強い思い

道産食材を使ってラーメンを作り地域活性化にも一役買ってきました。

北海道羅臼町では、地元で取れたウニや海洋深層水を使って作られたバター、6年熟成された高級昆布などを使ったEIJI特製ラーメンを2日間限定で販売。

その名も「札幌味噌EIJI style with 羅臼産ウニバター」。

その日は行列ができるほどの大盛況に。2日分用意していた味噌がなくなってしまうほどの人気だったそうです。食べてみたかったですね!

“ラーメン界の革命児”新たな挑戦

豚骨と鶏がらで旨みたっぷり濃厚スープにシャキシャキ野菜「中ラーメン」。

古川さんにはずっと念願だったことがあります。
「僕は家系ラーメンが好きなんですが、札幌には本当の家系ラーメンがない」

そこで新しく挑戦したのは”本当の家系ラーメン”を作ること。

家系ラーメンはなんでも茹でるのですが、吉川さんは札幌らしく野菜は炒め、スープは豚骨を煮込んで旨みを出し、鶏がらでアクセントを加えたといいます。

そしてポイントはチャーシュー。真空で10時間低温調理し表面を焼くのでとても柔らかい!

「MEN-EIJI」今後の展望

"EIJI流家系ラーメン"は本家の「王道家」の社長に認められ、千葉県でも販売することになりました。

開店してわずか3日で1000食を売り上げたんですって。すごいですよね!

「野望としては海外に持っていきたい。その地域の食材だけで作るEIJIのラーメンを出して行きます」

古川さんのあくなき闘いはこれからも続きます。「MEN-EIJI」の進化に目が離せませんね。

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

MEN-EIJI
Webサイト:https://81-plus.com

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