【新型コロナ】神奈川の観光客数47%減 20年、落ち込み幅は過去最大

神奈川県庁

 2020年に県内を訪れた観光客数は前年比47.0%(9618万人)減の1億849万人だったことが16日、県の調査で分かった。

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響とみられ、落ち込み幅は東日本大震災が発生した11年(前年比12.8%減)を上回り過去最大となった。

 県内の観光客数は、ラグビ-ワ-ルドカップ(W杯)日本大会が開催されたことなどから19年は統計を取り始めた1961年以降で最多の2億467万人だったが、2020年は新型コロナの影響で一変。日帰り客は9794万人(47.7%減)、宿泊客は1054万人(39.2%減)といずれも大幅に減少した。

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