西日本～北日本では、18日（水）にかけて大雨となる所がある見込み。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要だ。その後も雨が続くため、総雨量がさらに増えるおそれがある。
前線が華中から西日本を通って日本の東へのびている。また、前線上の低気圧が対馬海峡付近にあって、東北東へ進んでいる。18日（水）にかけて日本海へ進み、前線は、18日（水）夜には、北海道付近まで北上する見込み。低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となりそうだ。前線は20日（金）ごろにかけて、日本付近に停滞する見通し。
西日本や東日本では、雷を伴った非常に激しい雨が降り、猛烈な雨が降っている所がある。
今後、低気圧や前線の移動と共に、暖かく湿った空気が流れ込む範囲が、西日本から東日本、北日本へ広がるため、西日本～北日本では、雷を伴い非常に激しい雨が降り、18日（水）にかけて大雨となる所がある予想だ。その後も雨が続くため、総雨量がさらに増えるおそれがある。
西日本を中心にこれまでの記録的な大雨により土砂災害の危険度が非常に高まっている所がある。特に今後、非常に激しい雨が降り続いた場合、土砂災害が多発するおそれがある。西日本～北日本では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
