ワクチン接種若い世代が鍵 県、正確な情報発信強化へ

ワクチン接種後、副反応に備え待機する宮崎大の学生ら=宮崎市・宮崎大木花キャンパス

 県内の新型コロナウイルス「第5波」で、感染者が急増している若い世代のワクチン接種が、感染拡大抑止の鍵として重要課題に浮上している。直近の感染者の6割超を30代以下が占める一方、若い世代は重症化リスクが比較的低い上に副反応は出やすいことから、ワクチンを敬遠する傾向が全国的に顕著。行政や専門家は危機感を強め、「不妊になるなどのデマに流されず、正しい情報を基に検討して」と訴えている。

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