ドジャース傘下マイナー３Ａオクラホマシティーから自由契約となった筒香嘉智外野手（２９）と契約したパイレーツは１６日（日本時間１７日）に傘下マイナーでリハビリ調整を行っていたカアイ・トム外野手（２７）を事実上の戦力外とするメジャー４０人枠から外した。ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ紙（電子版）はパイレーツの外野手の状況に関する一つの疑問が解消されたと報じた。
パイレーツは１５日（同１６日）に筒香とメジャー契約で合意。情報筋から入手したとして同紙は、主に左翼を守っていたトムを戦力外とすることで筒香がメジャー４０人枠に加わるというシナリオを報じた。チームは公式サイトで筒香とサインしたことのみ伝えた。
だが、同紙はベン・チェリントンＧＭが１５日に地元ラジオ局の番組で「（資金力もない）私たちにとって最善となるのは、（メジャーで活躍していないが才能ある）いい選手を見つけ出し、彼らがそれに到達できるように手助けすること。それはドラフトでも、外国でも、トレードで手に入れた選手でもいい。そのような選手たちにとっては、育成のプロセスも非常に重要だ」と語ったことを紹介。おそらく筒香は傘下マイナー３Ａインディアナポリスでプレーし、メジャー昇格の可能性を探ることになるだろうと指摘した。
