ドジャースが逆転勝利 パイレーツ・筒香は代打で二塁打

【パイレーツ1-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは守備のミスから1点を先制された直後の7回裏にビリー・マッキニーの移籍後初アーチとなる9号ソロで同点に追いつくと、8回裏にはマックス・マンシーが26号ソロを放ち、勝ち越しに成功。このリードを守護神ケンリー・ジャンセンが守り、2対1で逆転勝利を収めた。パイレーツとメジャー契約を結んだ筒香嘉智は、9回表一死走者なしの場面で投手の代打として登場。ジャンセンの95.8マイルのシンカーを弾き返し、レフトへの二塁打を放った。

パイレーツはこの試合に先立ち、筒香とのメジャー契約を正式に発表。筒香は早速アクティブ・ロースター(26人枠)に登録され、7月に打率.329と好調だったジョン・ノゴウスキーがDFAとなった。「(今季は)いろいろなことがあったが、メジャーに戻ってくることができたという事実は間違いなく大きな意味を持っている」と語った筒香。デレク・シェルトン監督は「マイナーでのスイングの進化が獲得の要因になった」と話したが、筒香が自身の実力を証明する機会はチーム合流の初日に早速訪れた。

筒香は1点を追う9回表一死走者なしの場面でチェイセン・シュリーブの代打として登場。古巣・ドジャースの守護神ジャンセンと対戦することになり、ファウル2球でカウント0-2と追い込まれたものの、外角に外れた95マイルのシンカーをファウルにして粘り、4球目の外角高めへの95.8マイルのシンカーをレフト方向に弾き返して二塁打を放った。後続2人が凡退し、1対2で敗れたが、新天地デビュー戦の初打席で長打を放ったことは大きなアピールとなったに違いない。

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