MLBドラ1の鷹右腕を「手放したのは間違いかも…」 継投ノーノー呼ぶ好投に米記者注目

ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.【写真:藤浦一都】

MLBネットワーク、USAトゥデイの敏腕記者が揃ってSNSで伝えた

ソフトバンクが6投手のリレーでノーヒットノーランを達成した15日の日本ハム戦(PayPayドーム)。試合は0-0の引き分けに終わったが、ソフトバンク投手陣の充実ぶりが際立った。1軍初先発となったカーター・スチュワートJr.投手が5回80球を投げて1死球、9奪三振の好投。2018年に全体8位のドラフト1巡目でブレーブスに指名されるも入団には至らず、NPBでのプレーを選んだ21歳の快投に米メディアが注目している。

MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は自身のツイッターに「ブレーブスはこれまで多くの優良指名をしてきたが、医療問題により1巡目指名のカーター・スチュワートを手放したのは間違いかもしれない。スチュワートは日本のソフトバンクでプロ初先発し、9奪三振でノーヒットノーランに貢献した」と綴った。

米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は14日(同15日)のパドレス戦でメジャー初先発し、ノーヒットノーランを達成したダイヤモンドバックスのタイラー・ギルバート投手とともにスチュワートJr.の好投を自身のツイッターで伝えた。

ブレーブスと入団合意に至らず、2019年にソフトバンクと6年契約を結んだスチュワートJr.は今季4月17日の西武戦で1軍デビュー。ここまで5試合に登板、0勝0敗、防御率5.23の成績を残している。今後もその投球が注目される。(Full-Count編集部)

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