ソフトバンク・千賀 18日楽天戦“逆襲”のマウンドへ「前回、大やらかしをしている」

室内で調整したソフトバンク・千賀(球団提供)

ソフトバンクのエース・千賀滉大投手(28)が、18日の楽天戦(楽天生命パーク)に向けて気持ちを高ぶらせた。

東京五輪・野球日本代表の一員として金メダルに貢献した。その一方で今季は2試合の登板で1勝1敗。左足首靱帯(じんたい)損傷からの復帰登板となった前回7月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、まさかの10失点で悔しい投球となった。

「前回、大やらかしをしているので、それだけを思ってマウンドに上がりたい。やらないといけない立場の人間の一人だと思っている。みんなから歓迎してもらった中で、あの投球をしたことに関して、思うことがすごいあった。気持ち込めていきたい」。

くしくも2017年のWBC後も最初に投げたのは仙台での楽天戦で、その際は4回7失点で黒星を喫している。自ら切り出す形で「国際大会明け1発目、前回も今回もここなので」と話すと「しっかりやりたいなと思います」と力を込めた。

本領発揮の投球で好スタートを切り、チームの逆転Vに向けてフル回転するつもりだ。

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