広島にも「まん延防止」要請から2週間 知事は不満

新型コロナの「まん延防止等重点措置」の対象地域に広島も追加されました。要請から2週間後の適用に湯崎知事は不満を漏らしました。

政府の分科会では「まん延防止」の対象地域に広島を含む10県の追加が諮問され了承されました。

期間は20日から来月12日で、政府の対策本部で正式に決まりました。

県は、今月4日に「まん延防止」の適用を政府に要請していましたが医療提供体制の状況などを理由に見送られていました。

(湯崎英彦知事)

「予想よりも高めに推移し始めている。そういう意味では影響はあった、対策を強めておきたかったのは間違いない」

直近1週間10万人あたりの県内の新規感染者数は16日時点で35.9人と感染爆発を示すステージ4の指標を大きく超え拡大傾向が続いています。

(湯崎知事)

「夜間の人流削減がまだ十分でない昼間についても外出の半減をあらためてお願いしたい」

国の決定を受け県は広島市など7つの市を対象に飲食店での酒類提供の原則禁止や大規模商業施設の時短営業などを要請する考えです。

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