秦野市は17日、高橋昌和市長(64)が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当した、と発表した。
市長に発熱などの症状はなく、15日に受けたPCR検査は陰性だった。経過観察のため、26日まで自宅で執務にあたる。市長は2回のワクチン接種を終えている。
市広報広聴課によると、15日に同居する親族の陽性が判明。16日に保健所から濃厚接触者に該当するとの連絡を受け、経過観察が必要と判断された。自宅待機中はテレワ-クで決裁などのほか、必要な指示を出すという。
市長は17日、「市民にご心配をお掛けして大変心苦しい。感染が驚くほどの早さで広がる中、いつどこで感染者や濃厚接触者になってもおかしくない状況であることを身をもって感じた。市政が滞ることがないよう、全力で取り組んでいく」とのコメントを出した。