広島・森下 7回2失点の好投も…5敗目「このチームで勝ちたいと思ってやってる」

好投が報われなかった広島・森下

勝利を手にすることができなかった。東京五輪の野球日本代表・侍ジャパンで金メダル獲得に貢献した広島の森下暢仁投手(23)が17日の中日戦(バンテリン)に先発し、7回6安打2失点と粘りの投球を見せたが5敗目を喫した。

立ち上がりは安定していた。3回二死で京田に四球を与え、渡辺の打席で盗塁を許した。直後に渡辺に適時打を許し、1点を先制される。その後は中盤まで力投を見せたが、7回先頭の大野奨の安打などで一死二塁のピンチを招くと、A・マルティネスに適時打を浴びて2点目を失った。

森下は「得点圏でも二死からの失点ですし、そういうところが減っていけば…減っていけばというか防げたところもあったのかなと思う」と反省。五輪後初の登板には「このチームで勝ちたいと思ってやってる。そこで勝てなかったので次、反省してやっていきたい」と話した。

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