国会開き現行法でやるべきことはすべてやり切れ

 立憲民主党の枝野幸男代表は17日の「臨時国会召集要求・野党合同院内集会」で「戦後最大級の緊急事態に直面しているのに、政治が機能していない」と危機感を表明。

 そのうえで枝野氏は、臨時国会を開き、現行法枠内でやるべきことはすべてやり切ることを訴えたほか(1)必要な立法措置があれば前例に縛られず対応すること(2)専門家の知恵と知見を活かし、与野党はもちろん、全国の自治体、民間も含めた関係機関と連携をとって、総力を結集して危機に立ち向かう体制をつくることの必要を強調。

 また(3)十分な補償によって人流を止め、大規模な療養・治療施設を急ピッチで整えること(4)自宅待機者を収容できる大規模な療養体制と24時間の医療支援体制を早急に整備すること(5)国・公有地での仮設プレハブ設置や宿泊療養施設の確保、医療従事者等の広域的派遣体制の構築などを急ぎ実施すること(6)一律給付金の再給付、新型持続化給付金を柱として人流抑制のための補償をセットで行うこと(7)医療機関等への更なる支援を強く求めた。(編集担当:森高龍二)

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