NHKクロ現で尻切れエンディング 現場医師の話の途中で放送終了「え?終わり」

クライマックスで終わった…

17日、NHK「クローズアップ現代+」は猛威を振るい続ける新型コロナウイルスと闘う医療現場の現状を伝える「新型コロナ“第5波”病院を襲う負のスパイラルとは」を放送した。

神奈川県の聖マリアンナ医大病院・救命救急センターに密着してきた同局は、「重症者病棟の最前線からの緊急報告」を伝えた。東京五輪が開幕してから感染力の強いデルタ株によって医療現場が一変。重症者用のベッドが足りず、他県からの受け入れを拒否せざるを得ない状況だという。通常の手術や交通事故の負傷者対応にも支障が出ている。

また発症から重症化までのスピードが早いため「これまでの治療法が通用しない」という。政府は医療崩壊を防ぐため「軽症者や一部の中等症患者も自宅療養」の方針を打ちだしたが、救命救急センター長の藤谷茂樹医師は「治療場所を増やして早めの対策が必要」と訴えた。

最後にその藤谷医師がマスクを着用したまま、スタジオに生出演。「もう本当にやばいですよ」と切実に訴えたが、対策を問われた藤谷医師が「やはりワクチン接種が…」と話したところで、まさかの放送終了。ネット上では「え?終わり」「最後の大事な話が聞けなかった」「尻切れはないだろ」など、不満のオンパレードだった。

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