歌手の華原朋美（４７）が１７日、自身のユーチューブチャンネルで生配信を行い、結婚したことを発表した。お相手は所属事務所代表で、自身のマネジャーも務める４０代のＡ氏。ミリオンヒットを連発しながらトラブルが多く、〝お騒がせ歌姫〟として知られた華原だけに不安を抱く声も多いが、今後うまくいくかどうかは、やり手で包容力のある夫・Ａ氏の手腕にかかってきそうだ。
幸せいっぱいの表情で会見を行った華原に対しては、報道陣から「今度こそ幸せになってほしい」と願う声も漏れた。それもそのはず。１９９５年に歌手デビューし、すぐに「Ｉ ＢＥＬＩＥＶＥ」や「Ｉ’ｍ ｐｒｏｕｄ」でミリオンヒットを飛ばす一方、〝恋多き歌姫〟としてトラブルも多く、睡眠薬や精神安定剤への依存で救急搬送されたこともある。これまで活動休止と再開を何度も繰り返してきただけに、心配の声が上がるのも当然だろう。
２０１９年には未婚のまま第１子となる男児を出産。さらに昨年８月、所属していた「プロダクション尾木」を退社した。「いろんなことがありましたけど、全部幸せ」と語った華原は、最後のあいさつでも「すごく悔しいとか悲しいとかつらいとかありましたけど、今はすべて幸せに思える自分が生まれました」としみじみと語った。
そんな華原の会見を支えたのもＡ氏だ。画面には姿を見せなかったが、会見の場には同席し、スタッフとともに尽力していたという。
今回の会見は、Ｙｏｕ Ｔｕｂｅのチャット欄に報道陣から質問が寄せられ、司会者が質問を拾いながら華原とやり取るする形式で行われた。
「Ａさんは、華原が報道陣と直接会話を交わしたり、チャットの質問を直接見たりしたら、精神的におかしくなってしまうことを心配していた。急に変なことをしゃべってしまわないためにも、友人のお笑い芸人に司会をお願いした。『自由にしゃべりたい』という華原をなだめ、現場でも優しく厳しく、目を光らせていた」（テレビ局関係者）
所属事務所であるＡ氏の会社はディナーショーなどイベントも運営しており、業界ではやり手社長として知られている。
一方の華原は、前の所属事務所をはじめ、お世話になったところとことごとく揉めてきた。
「最近では、バイオリニストの高嶋ちさ子さんとトラブルになった。出産祝いをしてもらい『芸能界の友人は高嶋さんだけ！』とまで心酔していたが、気にくわないことが一度でも起こると関係をダメにしてしまう。苦しい時代を支えてきた前事務所も、結婚することを知らなかったらしい。これも事前に報告して『今までありがとうございました』と感謝を伝えれば、仕事もしやすくなると思うのですが…」（芸能プロ関係者）
これまでの華原についてはＡ氏も心配している。報道陣に提供した写真の中には、結婚を事前に報じた週刊誌を手にした笑顔の２ショットが入っていた。これも過去を大事にするＡ氏の姿勢からだという。
「関係が悪化すれば、マイナスな報じられ方をする可能性は高くなりますからね。６月にダイエット企画で密着していたテレビ番組『アウト×デラックスＳＰ』（フジテレビ系）にも、改めて出演して結婚の話をする予定もあるとか。これもＡ氏の手腕でしょう」（前出のテレビ関係者）
華原にとっては、公私ともなくてはならない存在のようだ。
