長崎県内 ワクチン接種率 1回目48.4% 2回目37.9% 15日時点

 長崎県は17日、新型コロナウイルスワクチンの15日時点の県内全世代接種状況を公表した。1回目が約65万4千回(接種率48.4%)、2回目は約51万1千回(同37.9%)で、接種率はいずれも全国平均を上回った。
 12歳未満は接種対象外だが、全人口に対する割合を算出した。内閣府の集計によると、15日時点の全国平均は1回目が41%台、2回目は31%台だった。
 1回目の接種率が県内で最も高かったのは北松小値賀町の79.7%。6割を超えたのは高い順に東彼東彼杵、五島、松浦、雲仙の各市町。最も低かったのは西彼長与町の43.6%、長崎市と佐世保市はいずれも44%台だった。
 接種数は県が独自に市町に聞き取ったため、国の公表分と異なる。医療従事者への優先接種は含んでいない。


© 株式会社長崎新聞社