新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)とBUSHI(38)の2選手が新型コロナウイルスに感染していたことが18日に明らかになった。
鷹木とBUSHIは15日に発熱症状が見られたため出場を予定していた静岡大会以降の試合を欠場。帰京後のPCR検査で陽性判定を受けた。2人とも現在は平熱に戻っており体調悪化はないが、今後は医師ならびに保健所の指示のもと療養に努めていく。
団体は14日長野大会で両選手と試合をした6選手も16日以降欠場させていた。今後は他選手やスタッフも必要に応じて検査を行うことになりそうだ。新日本は公式ホームページで「保健所の指示に従って適切に対処するとともに、ファンの皆様をはじめ、選手、社員、関係者の皆さまへの感染防止と安全確保を第一に対策を徹底して大会を行ってまいります」とした。
新日本では5月に複数の参戦選手が陽性判定を受けるクラスターが発生していた。当時は陽性判定を受けた選手名の公表を避けていたが、今回は発熱段階から実名が公表されていたためそのまま公表したものと見られる。
団体最高峰のIWGP世界王座を保持する鷹木は9月5日の埼玉・メットライフドーム大会でEVILと2度目の防衛戦を控えている。