アデル決勝満塁弾 大谷翔平は3打数1安打3四球1盗塁

【エンゼルス8-2タイガース】@コメリカ・パーク

エンゼルスは2対2の同点で迎えた9回表にタイガースのクローザー、グレゴリー・ソトから二死満塁のチャンスを作り、ジョー・アデルの1号グランドスラムで勝ち越しに成功。その後も2点を追加してリードを広げ、8対2で3連戦の初戦を制した。エンゼルス4番手のマイク・マイヤーズが2回無失点の好リリーフで今季3勝目(4敗)をマーク。6失点(自責点5)と炎上したソトには今季3敗目(4勝)が記録された。

日本時間8月3日の今季初昇格以降、粗削りながらも攻守両面で溌溂としたプレーを見せていたアデルに最高の場面で今季初アーチが飛び出した。9回表二死満塁のチャンスでアデルがカウント1-1からの3球目、やや高めに浮いたシンカーを振り抜くと、打球はレフトスタンドに一直線。豪快な1号グランドスラムでチームを勝利に導いた。エンゼルスはこのあと、カート・スズキに二者連発となる4号ソロが飛び出し、タイガースの守備のミスでさらに1点を追加。一挙6得点のビッグイニングで一気に試合を決めた。

エンゼルスの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、センターへのヒット、四球、ファーストゴロ、申告敬遠、見逃し三振、四球で3打数1安打3四球。初回の第1打席で初球を打って出塁したあと、今季18個目の盗塁に成功した。1試合3四球は自己最多タイ(今季5度目)。今季の打率は.269、OPSは1.008となっている。

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