【新日本】飯伏が棚橋に呼応 メットライフドームでUS王座挑戦へ「全力で戦わせていただきます」

IWGP・USヘビー級王座挑戦を表明した飯伏幸太

新日本プロレスの飯伏幸太(39)が18日、IWGP・USヘビー級王者の棚橋弘至(44)の挑戦者指名に応じ、同王座挑戦を表明した。

飯伏は7月25日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟に挑戦が決まっていたが、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)により無念の欠場。東京ドームでは代わりに棚橋が鷹木に挑戦し惜敗していた。

その棚橋は14日(日本時間15日)に米ロサンゼルスでIWGP・USヘビー級王座を奪取。さらにこの日、9月4、5日の埼玉・メットライフドーム2連戦で自身のカードが未定となっていることに触れた上で「寄り道していっても悪くはないと思うよ」と、初防衛戦の相手に飯伏を指名していた。

現在欠場中の飯伏もこれを受け、団体を通じて動画メッセージを公開。「僕はいままだ100%じゃないかもしれない。でもこうやって復活して来ています。そして『寄り道』ってなんですか? 寄り道なんかないですよ。僕の今一番の近道、それは棚橋さん、あなたと戦うこと。だから僕も100%で、全力で戦わせていただきます。挑戦よろしくおねがいします」と復帰宣言と同時に挑戦表明を繰り出した。

これで両雄の王座戦が確実となり、メットライフドーム初日の4日大会での実現が濃厚となった。

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