俳優業で話題作が続く A.B.C-Z・戸塚祥太

TOKIOの松岡昌宏が17日、都内で行われた、22日にスタートする主演するWOWOWのドラマ「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」の完成報告会見に共演する泉里香、A.B.CーZの戸塚祥太らと出席したことを、各メディアが報じた。

伊兼源太郎による警察小説を原作に、4万人を超える警視庁職員の不正を取り締まり「警察の中の警察」とも称される警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の佐良正輝(松岡)を主人公に描かれる警察ミステリー。

戸塚は佐良の眼前で殉死し、今も幻影として度々姿を現す後輩刑事の斎藤康太役を演じた。

各メディアによると、戸塚は事務所の先輩の松岡と初共演。「お芝居はもちろん、現場のムード作りや現場での居方まで、勉強することだらけ。『これがスターか!』と」とヨイショ。松岡は、「今度、メシおごってやる! 僕の辞書には謙遜という言葉がない」と上機嫌だったという。

8月19日から29日までは、東京・Bunkamura シアターコクーンで主演舞台「フォーティンブラス」が上演され、事務所の先輩にあたる内博貴と共演を果たす。

「事務所としては今後、戸塚を俳優として成長させるべく、松岡や内のように実績と実力がある先輩たちと組ませているのだろう。着実に成長しそうだ」(芸能記者)

俳優としての戸塚は、2012年に日本テレビ系テレビドラマ「ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~」でテレビドラマ初出演。14年に「出発」で舞台初主演。そして15年の「恋するヴァンパイア」で幼い頃からの念願の映画初出演を果たした。

映像作品に比べ、舞台経験は豊富。俳優としての基礎はしっかりできているだけに、今後の〝伸び代〟はたっぷりありそうだ。

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