【全英女子OP】〝最強〟韓国勢に焦り!? 現地メディアが奮闘を期待

朴仁妃

世界の女子ゴルフ界を席巻してきた韓国勢が今季のメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」(19日開幕、スコットランド)で汚名返上をもくろんでると、韓国メディア「ニュース1」が報じている。

同メディアは「これまで世界のゴルフ界を牛耳った韓国女子ゴルフは今年期待に及ばずにいる。これまで行われた米女子ツアー19大会のうち、韓国選手が優勝したのは3つだけ。特に幕を下ろした4つのメジャー大会では、たった一つの優勝トロフィーも獲得できなかった」と指摘する。

実際に今季メジャー初戦「ANAインスピレーション」(4月)ではパティ・タバタナキット(タイ)が優勝し「全米女子オープン」(6月)は笹生優花(ICTSI)が制覇。「全米女子プロ選手権」(6月)はネリー・コルダ(米国)が頂点に立ち「エビアン選手権」(7月)ではミンジ・リー(オーストラリア)がトロフィーを手にした。

同メディアは「韓国女子ゴルフは2011年から10年の間に着実にメジャー大会で優勝をしてきた。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でメジャー5大会のうち4大会が開催されたが、韓国選手が3つのトロフィーを持ち上げている」と指摘し、今季メジャー最終戦で〝世界最強〟と呼ばれた韓国勢の奮闘を期待していた。

「AIG全英女子オープン」には朴仁妃(パク・インビ)をはじめ、李晶恩(イ・ジョンウン6)、朴城炫(パク・ソンヒョン)らが出場し、日本からは渋野日向子(サントリー)、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)らが参戦。欧米の実力者とともに日韓対決の行方も注目だ。

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