香川では初の事件 後を絶たないクロスボウ殺傷事件…入手経路・法整備は?

香川県綾川町の山林に同僚の男性の遺体を遺棄したとして7月に逮捕された男が18日、殺人の疑いで再逮捕されました。
県警によると、クロスボウを使ったとされる事件は、県内で初めてです。クロスボウを巡っては、兵庫県宝塚市で、2020年6月4人が死傷する事件が起きています。

警察庁によると、2020年6月までの10年余りの間にクロスボウの使用で検挙した事案は32件で、そのうち13件で人が死亡したり、けがをしたりしました。

また、警察庁の調査によると、クロスボウの入手経路は、判明した23件の事案のうち19件でインターネット経由でした。
香川県警は、今回逮捕した水口容疑者もインターネットで購入したとみています。

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全国的にクロスボウを使った殺傷事件が起きていることなどを受けて改正銃刀法が2022年3月までに施行される見通しです。施行後は、クロスボウを所持するときに都道府県の公安委員会による許可が必要になります。

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